親指シフトユーザーは親指シフト環境にものすごくこだわる人が多いように感じています。
私も親指シフトを使い始めて半年近くになり、完全に親指シフトユーザーになっているわけですが、その気持ちがよくわかるようになってきました。
以前から気になっていたHHKBの「親指シフト化」とうとうやってしまいました。
ものくろボックスのものくろさんがブログで紹介されていたshioさんのサイトで公開されいるキートップ 3D-CADデータを利用させていただき親指シフト用キートップを作成しました。
DMM.makeにキートップの3Dプリントを注文
HHKB Professional JPで親指シフトするためのキートップ3Dデータから「1467best.IGS」というファイルをダウンロードしてデスクトップなどに保存しておきます。
このファイルをDMM.makeにアップロードして作成します。
↓DMM.makeのサイトにアクセスして「3Dモデルをアップロード」をクリックします。
↓「3Dデータをアップロード」をクリックします。
↓「部品・工具・パーツ」を選択して「ファイルを選択」をクリックします。
↓「1467best.IGS」を選択して「開く」をクリックします。
↓「アップロードが完了しました。」と表示されたら「マイ3Dデータへ」をクリックします。
↓マイ3Dデータの画面では「チェック中」と表示されています。アップロードしたデータのチェックを行っています。しばらくたってからブラウザの更新ボタンをクリックしてください。
↓「チェック中」の表示が「造形可能」に変わったら「注文に進む」をクリックします。
↓好みの素材を選択します。
私はhttps://make.dmm.com/item/1001545/の説明を参考に「MJF PA12GB ブラック」を選択しました。
当初は加工などするつもりはなかったので「ブラック 磨き」を選択していたのですが、「磨き」オプションでは破損の可能性があるということだったので「磨きなし」で選択しています。
同じものを2個作るので数量は「2」を選択してください。
「注文する」をクリックして購入手続きに進みます。
耐水ペーパーで磨く
注文してから3日程度で届きました。
↓「磨きなし」なので表面がざらざらして見た目は炭のようです。
↓800番の耐水ペーパーで水をつけて磨くとすべすべになりました。PA12GBはかなり硬い素材らしく時間はかかりましたが。ただそんなにきれいにはなりません。気になる場合は塗装が必要になるかもしれません。私は気にならないのでこのまま使います。
親指シフト用キートップをHHKBに装着
使っているHHKBは「Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 日本語配列」です。
↓スペースキーとその右隣りのキーと差し替えて使います。
↓キートップを取り外すための工具です。Amazonなどで購入できます。
↓工具のステンレス部分をキートップに引っかけて抜き取ります。
↓キートップを抜き取ったあとの様子です。ここに親指シフト用のキートップを取り付けます。
↓これで完成です。
親指シフト化HHKBの使い心地は
これまではやまぶきRでorz配列に設定して親指シフトを使ってきました。
親指シフト用キートップを装着することでorz配列でも普通のNICOLA配列でも使えます。
NICOLA配列だとorz配列のように右手を右にずらす必要がなく一般的なホームポジションで入力することができます。これのいいところは英数に切り替える時にホームポジションを移動しなくて済むところです。
実際使ってみた感想は確かに英数の切り替えはやりやすく感じます。ただorz配列に慣れているのでまだ今のところはしっくりはきていないです。無意識にorz配列のホームポジションになってしまうのです。またEnterキーが遠いなぁと感じますね。
慣れてくればものすごく使いやすいだろうという想像はつくので、しばらくNICOLA配列で楽しんでみようと思います。
なお、同じようにやってみようと思われる方がおられましたら、shioさんのサイトに書かれている注意事項をご確認のうえで自己責任での取り扱いをよろしくお願いします。