行政書士登録入会審査のため京都府行政書士会館へ行ってきました。
手引きには「面接」との記載があったので、どのようなことを聞かれるのだろうと緊張していたのですが、主に書類に不備がないかのチェックでした。
行政書士登録入会審査の流れ
面接
2名の行政書士の方が事前に郵送で提出していた書類を1枚1枚不備がないかチェックされます。
不備があればその場で指摘があるので、修正できるものは修正します。その場で修正できないものは改めて作成して後日持参するか、郵送で提出することになります。
書類のチェック以外で特に質問されるようなことはなく、粛々と手続きが進んでいきます。
書類のチェックが終わったら事務局の方に経費(登録手数料、入会金など)をお支払いして終了です。
あと事務局のほうで10月以降の会費支払いの口座振替の手続きも済ませてきました。
申請書類の2重チェック
面接ではひととおり申請書類をチェックされ不備の指摘もありますが、チェックは1回では終わりません。事務局の方がもう一度不備がないかをチェックされます。
2 度のチェックを経たあと不備について補正の指示がメールか電話で連絡があります。
不備があった場合は補正し、持参するか郵送で提出します。補正が終わると次は事務所調査です。
審査後~登録証交付式までの流れ
事務所調査
書類の補正が終了したら事務所を開設する支部の支部長または副支部長が事務所調査に来られます。
調査は申請書類との齟齬がないかの確認をする形式調査になります。
日本行政書士会連合会への進達
事務所調査の結果を受けて日本行政書士会連合会(日行連)へ進達されます。
無事登録が認められると日行連のサイトの行政書士会員名簿に掲載されるそうです。それがだいたい翌月の15日あたりになるとのこと。この登録完了に関しては特に連絡がないようなので自身で検索して確認します。
登録証交付式
日行連から京都会へ登録の連絡があり次第、登録交付式の日程の連絡が来るようです。
登録交付式は登録の翌月の第一水曜日に実施される予定です。
初回必須研修も兼ねるため必ず出席するようにと念を押しておられました。
不備として指摘されたこと3点
履歴書の学歴・職歴の所在地欄には「区」まで記入する
履歴書の学歴・職歴欄には卒業した学校、職場の所在地を記入する欄があります。
私は「京都市」までしか記入していなかったのですが、京都市は政令指定都市なので「区」まで記入するようにとの指摘がありました。
マンションの場合マンションの入り口から事務所までの経路図が必要
申請には事務所の位置図・平面図が求められています。
最寄り駅からの経路を示した地図と自宅の間取り図、事務所内の事務機器の配置図を添付していましたが、マンションの場合マンションの1階入り口から事務所までの経路図も必要との指摘ありました。
合格証と公的書類の氏名の漢字表記が異なる場合は「申立書」が必要
私の場合、大西の「西」の字の中2本が縦にまっすぐなのですが、合格証の記載は普通の「西」になっています。
そのため手引きに記載のあった「戸籍抄本」を添付していたのですが、2重チェック後の補正連絡のメールで、申立書の提出が必要との指摘がありました。
まとめ
不備がいくつかありましたが、大きな不備はなく無事申請を受け付けてもらえました。
あとは事務所調査を受けて登録を待つばかりです。これでやっと行政書士を名乗れるようになります。
しかしここからがスタートです。まだまだやることは山ほどあります。気を引き締めて準備をすすめていきます。