おいしいぬか漬けになるはずのきゅうりを無駄にしたことがあります。1週間に2度も。
こんなに辛いこと、もう2度と繰り返したくないので、忘れない工夫をしてみました。
きゅうりを一晩塩漬けに
私も妻もぬか漬けが好きで、自宅でぬか漬けを漬けています。
一番漬けやすいきゅうりをいつも漬けています。
ぬかに漬ける前に、きゅうりの水を抜くために、塩もみをして30分ほど冷蔵庫にいれておきます。
この30分がくせものです。
次の日、冷蔵庫の野菜室にはしっかり芯まで塩に漬かったきゅうりが、くたっとなって横たわっていました。
きゅうりを無駄にしないための工夫
この失敗を1週間に2度繰り返し、やっと気づいたのです。
人は忘れる。
忘れないために、30分きゅうりを眺めてじっと見守る?そんな時間の無駄遣いはしません。
タイマーを30分にセットすることにしました。
これでもうきゅうりを無駄にすることはありません。おいしいぬか漬けを食べることができます。
よく忘れること。忘れないための工夫
もっていくことを忘れる → 忘れることがないものとセットにする。
下半身が汗かきなので仕事にはいつもズボン下をはいていきます。
これをはき忘れることがしょっちゅうありました。イスがしっとりしてしまい、みじめな気持ちになります。
忘れないために、前の晩にカバンの上に置いておくようにしました。同じくいつも忘れるハンカチといっしょに。前の晩に置くことも忘れないように、毎晩必ず見るアウトライナーのルーチンにも書いてあります。
何をするのだったか忘れる → すぐにメモする。
作業をしつつ、終わったら調べよう、は必ず忘れます。
お風呂で思いついたことは、お風呂からあがったら汚れとともにきれいさっぱり頭から消えてしまいます。
これを買わないといけないねと思っていることは、お店についたら半分くらいしか残っていません。
忘れないために、思いついたときにすぐにメモをとるようにしています。間髪入れずです。
いつでもメモができるように、自宅のリビング、カバンの中、職場のデスクには常にメモ帳とペンがおいてあります。お風呂の脱衣室にも耐水メモとえんぴつがおいてあります。
人は忘れるけど、工夫ができる
つい数年前までは、お風呂の水を出しっぱなしにしてあふれさせたり、ガスをつけっぱなしで熱湯ぶろになったりすることがよくありました。
今では技術がすすんで、お風呂がわいたら給水も自動で止まり、温度も一定に保ってくれます。
これも多くの人が水やガスを止め忘れる失敗の繰り返しの結果、人類が獲得した技術と言えるでしょう。
人は失敗から学べるのですね。
忘れたそのときにちょっとの工夫をするだけで、次から忘れることを防げます。
工夫がうまくはまれば、ちょっといい気分になれます。
忘れないことは無理なようなので、忘れることを防ぐ工夫を楽しんで行こうと思います。