あえてスマホを持たずに出かけるのもいい

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スマホなしで出かけてみる

車検証の住所が、土地区画整理による住所表示変更前の住所になっていたので、京都運輸支局へ変更登録の手続きに行ってきました。

自宅を出て駅に向かう途中にスマホを忘れたことに気づきました。

取りに帰れない距離でもなかったのですが、天気も良く、真っ青な空を見上げていると

「こんな日はスマホなしで電車にゆられるのもいいかもしれない」

とふと頭のなかの声が言ったような気がして、そのまま行くことにしました。

スマホがあると未来や過去について考え続ける

駅に着いてまず電車の到着時間を調べたくなり、スマホがないことに気づいて時刻表を見に行く。

到着時間を調べたくなり、またスマホがないことに気づき「まぁ急いでいるわけじゃないからいいか」と諦める。

今日夕方に行く予定の病院について調べようかと思い、スマホがないことに気づいて諦める。

これから行く運輸支局の場所を調べようとして、スマホがないことに気づいて諦める。

メールチェックをしようとして、スマホがないことに気づいて諦める。

こんなことを繰り返しているうちに、無意識のうちにスマホがあることが当たり前になっているんだなと思いました。

スマホがあればなんでもすぐ調べられるからか、頭に浮かんだ「何か忘れてないか」「まちがっていることはないか」「あれはなんだっけ?」と気になっている未来や過去のことを考え続けていることに、スマホを忘れたことであらためて気づきました。

スマホがないから「今ここ」を感じてみる

気になることをすぐに調べられるのは、便利だし、わかったときの気持ちよさもあるけども、スマホがあるからこそいろいろ気になるとも考えられます。

そういえばスマホがないことに気づいたときのちょっとした「イラッ」とした感じ。実は気になることがあるときというのは無意識にイラつきが続いているのかもしれない。

そう思って、今日はせっかくスマホもないのだし「何も気にしない」と決心して、ただただ車窓を眺めたり、目を瞑って日の光の暖かさを感じたりしていました。

すると気持ちが穏やかになり、頭もスッキリして、いい時間を過ごせました。

たまにはあえてスマホを持たずに「今ここ」を感じるのもいいなと思った外出でした。

この事の執筆者


大西 務(おおにし つとむ)

京都府在住。1974年生まれ。2007年行政書士試験に合格。製薬会社の薬事部門で申請や届出などの業務を10年行い、2019年末に退職。2020年7月に「行政書士大西事務所」を開業→2024年9月廃業。50歳を前にして離婚も経験。温泉好きのいぬバカが書いています。

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