Windowsのノートパソコンにはタッチパッドが小さなものがあります。タッチパッドが小さいと困るのが「ドラッグ & ドロップ」がやりづらいところです。
タッチパッドでドラッグする場合、ダブルタップ後に指をパッドにつけたまま指を動かしますが、小さいタッチパッドだと指がすぐにパッドから外れてしまい、意図しないところでドロップしてしまうことがあります。
またタッチパッドのボタンを使う場合は、両手を使わないといけないのがやりづらく感じるところです。
「クリックロック」の設定をすればこの問題を解決できます。
クリックロックとは
クリックロックを設定していない状態ではドラッグの状態でタッチパッドやボタンから指を離すとその場所でドロップしてしまいます。
クリックロックを設定すると最初のクリック(長押し)でドラッグの状態がロックされて、タッチパッドやボタンから指を離してもドロップされなくなります。もう一度タップまたはクリックすることでドロップすることができます。
クリックロックの設定
↓スタートメニューから「設定」を開き「デバイス」をクリックします。
↓デバイスの画面が開いたら「タッチパッド」をクリックします。
↓タッチパッドの画面右側の「追加の設定」をクリックします。
↓マウスのプロパティが開いたら「ボタン」タブにある「クリックロックをオンにする」にチェックを入れて「適用」をクリックします。これでクリックロックの設定ができました。
↓「設定」をクリックするとクリックしてからロックされるまでの時間(長押しの時間)を調整することができます。
タッチパッドだけでなくマウスも使う場合の注意点
マウスを使用するときもこのクリックロックの設定は維持されます。
普段マウスで問題なくドラッグ & ドロップを使っている場合、クリックロックは煩わしく感じるかもしれません。というのもドロップするのにワンクリック余分に必要になるからです。
慣れるまではドロップするためのクリックを忘れてイラッとすることもあるかもしれません。ただドラッグするのにマウスのボタンを押さないでやってみると文字列の選択やウインドウの移動などがスムーズにできことがわかると思います。
タッチパッドのドラッグ & ドロップがやりづらいなと思われているなら、1度試してみてはいかがでしょうか。