Windows 10では「半角」と「全角」の切り替えは「半角/全角」キーに割り当てられています。
「半角/全角」キーはキーボードの左上の端にあります。よく使うキーなのですが、ホームポジションから離れているので押しにくく手に負担がかかります。
また、1つのキーで切り替えるので、今「半角」なのか「全角」なのか迷うことがあります。
タスクバーの右のほうにあるIMEアイコンの「A」「あ」の表示を見ればわかるのですが、見なくてもいいように設定する方法があります。
IMEの設定を変更して、あまり使う機会のない「無変換」キーと「変換」キー(スペースキーの左右にあります)に「半角」「全角」の切り替えを割り当てます。
IMEの設定変更
「無変換」「変換」それぞれのキーに「半角」「全角」の切り替えを割り当てるには、IMEの設定を変更します。
タスクバーの右のほうにあるIMEアイコン(「A」「あ」の表示)を右クリックするとメニューが開くので、「プロパティ」をクリックします。
「Microsoft IME の設定」画面が開きます。
「詳細設定」ボタンをクリックします。
「Microsoft IME の詳細設定」画面が開きます。
「編集操作」項目の「キー設定」で「変更」ボタンをクリックします。
「設定」画面が開くので「キー設定」タブを選択します。
スクロールして「無変換」を探し、そのすぐ右の項目をダブルクリックします。
「機能選択」画面が開きます。
右にスクロールして「IME-オフ」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
「設定」画面に戻るので、スクロールして「変換」を探し、そのすぐ右にある項目をダブルクリックします。
「機能選択」画面が開きます。
右にスクロールして「IME-オン」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
「設定」画面に戻ります。
「無変換」のすぐ右が「IME-オフ」、「変換」のすぐ右が「IME-オン」となっていることを確認して、「OK」ボタンをクリックします。
「Microsoft IME の詳細設定」画面に戻ります。
「編集操作」項目の「キー設定」が「ユーザー定義」となっていることを確認して「OK」ボタンをクリックします。
これで設定が変更されました。
まとめ
「無変換」キーは左手の親指、「変換」キーは右手の親指で押すようにします。
設定を変更してすぐはどうしても左手小指を「半角/全角」キーへのばしてしまいますが、慣れてくればホームポジションから手が離れないのでタイピングが楽になります。
また、今「半角」なのか「全角」なのかと迷う必要がないので、「半角/全角」キーのように何度も押しなおすということもありません。
ほんのちょっとのことですが、効率化につながると思います。