うまくいかなかった日を次につなげるために4行日記を書こう

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4行日記の写真

資格試験の勉強をしている、独立の準備をしているなど目標に向かって進んでいても「今日もうまくいかなかったな」という1日のほうが多いですよね。

そのたびに落ち込んで自尊心を傷つけず、次につなげていくために「4 行日記」を書くことをおすすめします。

うまくいかなかった日の4 行日記の書き方

4行日記の書き方については以下の記事で詳しく書いています。

例として最近のうまくいかなかった日の4行日記をあげると

【2020年3月27日の4行日記】

事実:申請書を作った。

気づき:見積時間を短く見積もりすぎ。

教訓:タスク管理には時間の概念が必要。

宣言:私はタスク管理でやりたいことをすべでスムーズにこなしているビジネスマンです。

「事実」としては、いい悪いなどの評価は入れないので、ただ「申請書を作った。」としか書いていません。

この日は申請書を作成するのに思った以上に時間がかかり、他に予定していたことが何もできずにぐったりと疲れてしまったのでした。

そこでなぜそのような結果になったのかを「気づき」に書きます。原因がわかれば対処の仕方もあるからです。

その対処の仕方を「教訓」に書きます。

4 行日記のバイブルである『1日5分 目的・目標を達成させる 4行日記』では「教訓」には自分の言葉以外に「格言」や「ことわざ」を書いてもいいと書かれています。先人の知恵をお借りするということですね。

私は本で読んだことや勝手に師と仰ぐ人のブログに書かれていて、こんなふうにできればいいなと思っていることを書くことが多いです。

そして最後に「宣言」で対処した結果こうなっていたい姿をイメージして書きます。

このように4 行のフォーマットに記入していくだけで現状を把握し目標を設定するところまでできてしまいます。

まとめ

毎日4行日記を書いていると、うまくいかなかった日も「ああ今日もうまくいかなかったなぁ」と流してしまわず、

  • なぜそうなったのか
  • どうしたらよくなるか
  • どうなりたいか

を1日の終わりに自然と考えられるようになります。また考えるだけでなく文字にすることにも意味があるように感じています。

その後の行動に変化がなければ意味がないのですが、変化を促すきっかけとして書くのと書かないのとでは大きな差が生まれてくるでしょう。

1日数分の習慣で得るものは大きいと思います。ぜひ気軽に始めてみてはいかがでしょうか。

この事の執筆者


大西 務(おおにし つとむ)

京都府在住。1974年生まれ。2007年行政書士試験に合格。製薬会社の薬事部門で申請や届出などの業務を10年行い、2019年末に退職。2020年7月に「行政書士大西事務所」を開業→2024年9月廃業。50歳を前にして離婚も経験。温泉好きのいぬバカが書いています。

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